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鋳物銘板はじめてました

こんにちは中原です。

今日は「鋳物(いもの)銘板」について書きたいと思います。

ご存知、ブリッジワンの銘板は基本「印刷、エッチング、メタルフォト推し」なのですが
鋳物もひそかに扱っております。

もちろん隠していたワケではなくてですね!
ネット通販の看板としてはあまり需要がないだろうと考えて主要商品にはせず、サイトにも掲載していませんでした。知る人もいない裏メニューです。

ところが先日の展示会(エンディング産業展)で展示してみたら、思いのほか好評をいただき、あら?となった社長。およびスタッフ。

これはやるしかないでしょうと。やるでしょうよと。

ということで表メニューにするべく、まずはこのブログで「できます告知」です!
ご依頼が増えたら、今後サイトにも登場するかもしれません♪

で・・・鋳物ってどんなもの?

鋳物(いもの、英語: cast metal)とは、加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷えて固まった後、型から取り出して作った金属製品。
『Wikipedia日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)

鋳物製品でよく目にするのは、街中だとマンホールや記念像。日用品ではお鍋など。ルクルーゼとかストウブとかそうですね。
それから、見る機会はあまりないですが車の部品など工業製品にも多く使われています。

あー全部かわいい(´・ω・)

用途やデザインに即した形を生み出す「鋳造(ちゅうぞう=鋳物を作ること)」。
この製法で作る看板が「鋳物銘板」です。
この中だと、形状としてはマンホールが一番近いですね!

金属銘板はステンレス製も代表的ですが、作り方が異なります。
ステンレス銘板の製作は厚さ0.5~5mm程度の「板」から始まります。
銘板に厚みや凹凸をつけたい時は、ステンレス板を曲げ加工や溶接で箱型にしたり、切り抜いた金属文字を貼り付けます。

その点、鋳物は起伏や凹凸を作るために素材を削るとか、上に付け足す必要がなく、「鋳型(いがた)」をそのように作れば済むというのが大きな特徴です。

他の表示方法と比べてみた

こちら、冒頭で書いた「エンディング産業展」で使った展示パネルです~。

写りこみまくりですみません・・。

展示会のテーマ的にサンプルの文字がとってもお寺なのです。お寺さま神社さまはもちろん、会社やお店の看板としても大人気ですよ~。

表示方法で分けると、左が「エッチング」、真ん中が「鋳物」、右が「切り文字」です。

私はコレ、さんざん見ているので第一印象を忘れてしまいました・・・。
初めて見る方、いかがでしょうか?引きで見ても何か違いを感じますか?

え?ピントが甘くて分からない? ヘ( ̄▽ ̄ヘ)
では、それぞれ近づいて見てみましょう!

エッチング(左)

 
(ブロンズ製のため変色防止のクリア塗装をしているので表面がツヤっとしています。)

エッチングは「腐食銘板」とも呼び、薬品で約0.3mmの凹をつけて色入れをする方法です。

ちなみにこの銘板は本体の高さが46cm、お名前が1文字1.2cm程度です。
これよりもっと細い線や小さい文字、絵や写真も表現できます。
看板はもとより、小さな機械銘板や室名札、大きな芸術作品まで、エッチングによる製作物は多岐に渡ります。

切り文字(右)


ベースの上に、3mm厚のステンレス板を切り抜いた文字を据えつけた銘板です。
エッジがシャープで、文字がくっきりしていますね。
切り文字単体としても、ビル名や会社名を外壁につけてあるのをよく見かけます。
「文字やロゴ」の表現に使われる事が多いように思います。

ご参考までに、この銘板はステンレス鏡面仕上げ、本体が40cm角、文字サイズは「観」が9cm、小さいアルファベットが2cm程度です。

鋳物(真ん中)


そして鋳物。
こちらは青銅製、本体サイズは25cm×72cm×奥行2cmです。
文字の奥行きは5mmですが、もっと深くすることもできます。

製造の特徴上エッチングや切り文字のようなエッジは出ませんが、その代わりになんとも味があり堂々としていますよね。

鋳物銘板がよく使われるのは、公共系ではトンネルや橋。一般では会社のほか、寺社、学校、マンションなどにも。
親会社のサインメーカー フジタでは、鋳物製の校章(校舎の上に掲げるレリーフ)を鋳物でご依頼いただく事が多いようです!

このサンプルの背景は「緑青色(ろくしょういろ)」。
緑青とは本来は銅の経年変化によって生成される錆のこと。青と緑の中間の色味で、美しく落ち着いた色あいです。
それを塗装で表現したのが緑青色で、新品でもすでに歴史を重ねきたような風格が感じられます。
もちろん他の色もご依頼いただけますよ。

気になるお値段は・・・このサンプルと同等の場合、参考価格15万円(税抜)です!

鋳物銘板のメリットとデメリット

メリット

  • エッチングや切り文字に比べて凹凸を深く出せる
  • 重厚感や風格は、今回挙げた中で一番!
  • 経年によって、劣化というよりも「味わい」が増していく
  • 耐候性が高く一般的な環境であればメンテナンス不要

デメリット

  • 実際に重い。中も全部詰まってますからね・・・
    参考までに40cm×20cm×奥行2cmの場合、
    ステンレス箱曲げダブルチャンネルだとおよそ2.5kg、青銅鋳物はおよそ14kgです!

お問い合わせ

鋳物銘板の雰囲気、お分かりいただけたでしょうか?
ブリッジワンでは主に青銅製の鋳物銘板を承っています。
1台ごとのオーダーメイドですので、まずはお見積もりから。
お気軽にお問い合わせくださいね。

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