ブリッジワン的めずらしい寄付者銘板
以前納入事例でも紹介させていただいた「国立天文台TMT推進室」様の寄付者銘板のお話。
銘板は長方形でも正方形でもとにかく四角がほとんどですが、この時は六角形!という珍しい形でした。
TMT(Thirty Meter Telescope…30m望遠鏡。史上最大の地上望遠鏡だそうです!)に使われているセグメント鏡がモチーフになっているとのこと。
お客様が用意するアクリルベースに接着剤で貼り付けたいというご希望でしたので、重くならないよう1mm厚のステンレス板にてお打ち合わせを進め、製作。募金第1期と、第2期分もご依頼いただき計13枚の製作となりました。
銘板製作後、あれからどんな完成形になったんだろう…?と気になっていました。
しばらくしてからご担当者様より報告をいただき、ベースへの貼り付けを無事に済ませ、完成品をハワイの天文台に設置したとのことでした。
ハワイというのは初耳だったので驚き。お客様のHPで設置後の様子を拝見し、嬉しく、誇らしく感じました。
金属板は通常シャーリング(切断加工機)でカットしますが、今回のような形状にはレーザー加工機を使用します。
レーザー加工機は切り文字などの複雑・精密なカットが得意です。そして今回のようなエッチングのほか塗装加工の併用も可能です。