仕事を続けながら腱鞘炎を治す4つの方法とお勧めのマウス
デスクワーク、特にキーボードやマウスを使った作業の多い方は、一度は腱鞘炎になってしまったことがありませんか。
わたしの場合は仕事中は9割以上モニターに向かって、マウスかキーボードを操作していますので毎日が腱鞘炎との戦いです。
ちなみに腱鞘炎をwikipediaでみてみると・・・・
腱鞘炎とは
腱鞘炎(けんしょうえん)は、腱の周囲を覆う腱鞘(けんしょう)の炎症。症状として、患部の痛みと腫れがあり、患部の動かしづらさが見られる。腱自体の炎症である腱炎(tendinitis)を合併することが多い。
とありました。
同じ動きの作業のしすぎで炎症をおこしてしまい、腫れて痛むわけですね。
わたしの場合はひどい時は腫れ上がって患部が熱をおびていました。患部をしばらく休めれば治るということでしたが、仕事を休むわけにはいかず、なかなか良くなりませんでした。
その後、整骨院に通ったり、色々なタイプのマウスやペンタブレットなどを試した結果、腱鞘炎と上手に付き合う事ができるようになりましたのでその方法をご紹介します。
仕事を続けながら腱鞘炎を治す(予防する)方法
※注:個人差がありますので症状がひどい場合はもちろん病院でご相談ください。
1.ツボをマッサージする
整骨院で教えていただいたのですが、マウス操作で使う指は腱で指の付け根や肘付近とつながっているため、患部ではなくその腱の付け根付近の筋肉をほぐしてあげると痛みが和らぎます。
具体的には、大陵(だいりょう)、曲池(きょくち)、合谷(ごうこく)といった名前があるそうですが、この3箇所を数分揉むだけで痛みがなくなりました。
この3つのツボの場所を覚えておけば、少しでも痛みを感じたり、筋肉のはりを感じた時にすぐにマッサージすることで腱鞘炎を未然に防ぐことができるようにもなります。
※ツボの位置の図解は「腱鞘炎 ツボ」などで検索してみてください。
2.リストレストを使う
手首のための座布団のようなものですが、キーボードやマウスとの高低差をなくすため手首への負担が軽減します。マウス用とキーボード用と2つ使っていますが、負担が全然違いますよ。
値段も比較的安いですのでまずはこれを試して様子を見るのも良いと思います。
3.腱鞘炎用のマウスを使う
腱鞘炎用のマウス(手首に負担の少ないマウス)を使う。マウスがどのように手首に負担となっているかを研究して、腱鞘炎になりにくいマウスが各社から発売されています。値段よりも実際にお店で触って自分の手にあったマウスを選ぶことをお勧めします。
4.姿勢を正す
当たり前かもしれませんが、パソコンの正面に座る、猫背にならないよう意識する、足を組まない等、正しい姿勢を意識することで負担や疲れがだいぶ変わります。
キーボードの位置やモニターの角度なども関係してきますので、調整できるなら高さや角度、位置を調整してみる良いです。
以上、腱鞘炎でお悩みの方に少しでも参考になれば嬉しいです。
参考までに・・・
腱鞘炎にお勧めのマウス
いくつか手首に負担の少ないマウスを試してみましたが、Logicool製のM570tがお勧めです。
トラックボールといって、マウス本体を動かすのではなくマウスに付いているボールを回転させることで操作します。このボールのサイズや傾きの角度が絶妙でヒット商品になっているのですが、価格が少し高いのが惜しいところです。
※5,000円弱が相場。気軽に試してくださいとは言いづらい価格です。ただし、3年間の保証付きですので壊れても安心です。
使い始めは操作方法に戸惑いますが、慣れてしまえば手放せなくなります。特にデザイン系のソフトを使う方におすすめです。