パソコン用昇降デスクで作業効率アップ!の勧め
デスクワークの天敵、腰痛、肩こり、むくみ。きっと皆さん色々と工夫されていると思いますが、今回ご紹介するのは、「昇降デスクで立ったまま仕事をするスタンディングワーク」。
もちろんずっと立ったままするのではなく、「立ったり座ったり」しながら体への負担を軽減させるワーキングスタイルです。
とりわけパソコン用(オフィス用)の昇降式デスクは日本ではあまり普及していないように思いますが、北欧のオフィスではスタンダードになっているそうです。
実際、わたしが始めてこの昇降式デスクについて知ったのはスゥエーデンの、あるデザインオフィスについて特集したテレビ番組からでした。
昇降デスクのメリット
昇降デスクは健康的
1日8時間、昼食もデスクでとなると、1日10時間以上ほぼ座りっぱなしという方も少なくないと思います。同じ姿勢でいることで血流が悪くなります。座り仕事の人のほうが、立ち仕事の人より心臓病になる確率が2倍というデータもあるそうです。
下は座り仕事のリスクと改善方法のビデオ。
Office Posture Matters: An Animated Guide from Flikli on Vimeo.
長期的に見れば優秀な社員の健康を守ることもでき、経済的といえるかもしれません。
集中力が上がり作業効率が上がる
北欧家具を販売するスカンジナビアンモダンさんのサイトには下記のようにありました。
「立ったまま」、「座ったまま」、「立ったり座ったり」の3姿勢の作業パフォーマンスや生体負担に及ぼす影響の実験結果、「立ったり座ったり」が「最も好ましい」ということが明らかになりました。特にコールセンターでの電話応対やコンピュータ業務など、座って仕事をする時間が長い職場では大きな効果が見込まれます。
http://scandinavianmodern.jp/?page_id=110
体への負担が少ない分、作業に集中し作業効率を高めることができるんですね。数字にはできない部分ではありますが、クリエイティブな仕事であればあるほど効果がありそうです。
昇降デスクが日本でそれほど普及しない理由
昇降デスクは値段が高い
昇降デスクはガススプリング式と電動式の2種類が販売されていますが、どちらも数十万といった価格設定で、簡単に手が出せる値段ではありません。その後のメンテナンスのことも考えると・・・・なかなか難しいですよね。かといって手動で上げ下げするのは実際的ではありません・・
それでも海外では安価で売りだそうとする試みもあるようです。下はそうしたプロジェクトの1つ。
需要は絶対にあると思いますので日本でもいずれ手の届く価格で発売されそうです。今後に期待です。
日本の文化になじまない
隣のデスクとの距離が比較的狭い日本のオフィスでは、隣の人がいきなり立ち上がって作業をし始めると逆に気が散るということもあるのかと思います。実際慣れてしまえばそうでもないと思うのですが、「周りの人と同じ姿勢で」という文化もあるのかと思います。
以上、昇降デスクについてご紹介しましたが、残念ながらブリッジワンではまだ導入されていません。いつか「昇降デスク導入しました」という記事が書けるよう頑張ります。